札幌もようやく雪が溶けてグラウンドでの練習を始められるようになってきた頃かと思います。
冬の北海道の少年野球チームの多くは学校の体育館などでの練習になると思います。
体育館では実戦的なバッティング練習ができなかったりそれぞれの学校でのルールがあって思うように練習できないということも少なくありません。
石狩にあるフェニックスフィールドさんは野球専用の室内練習場です。
札幌からもそれほど遠くなく、冬季には貴重な土の上で練習ができるということで、使ってみての感想をレポートしてみます。
フェニックスフィールドは50m×25mの広さ!十分すぎる広さ
フェニックスフィールドは石狩市にある野球専用の室内練習場です。
札幌側から来ると、番屋の湯やあそびーちの手前あたりにあります。
室内の広さは50m×25m。
入り口側に広い練習スペースがあって、奥にはブルペンや休憩室があります。
練習スペースでは内野ノックには十分すぎる広さがあり、様々な練習ができると思います。
天井もそれなりの高さがあるので、軽いフライ練習も十分できます。
奥行きもあるのでうまくコントロールしながら外野ノックを想定した練習も十分可能です。
数回使いましたが、1月〜2月あたりは土がふかふかすぎてノックをしてもボールの勢いが死んでしまうことがありました。
3月に行った時はふかふかすぎる土は解消され、内野ノックも問題なく充実した練習ができました。
時期によって土の具合が大きく違うことがあるのかもしれませんので、その点は注意が必要かも。
仕切りのネットがあるので、3箇所でのバッティング練習も可能
練習スペースには仕切りネットもあり、広いスペースを3分割することができるようになっています。
ネットで仕切ればフリーバッティング形式の練習も可能になっています。
冬期間は実戦に近いフリーバッティングができないことも多いので、思う存分フリーバッティングができるのはポイントが高いと思います。
つきそいの親御さんの注意点
寒いので防寒対策は万全に
室内とはいえ、風が無いだけでほぼ気温は外と変わりません。
練習場にはジェットヒーター2つと休憩室にも暖房がありますが、真冬だとそれでも寒いです。防寒対策は万全にしていきましょう。
椅子は持っていかなくても大丈夫
練習場の隅に備え付けのベンチがあります。
休憩室にも座れる椅子があるので、アウトドア用の折り畳み椅子などは無くても腰掛けて練習を見ることができます。
トイレもあるのでお母さんも安心
練習場の外にトイレがあるので、お母さんの付き添いも安心です。
芳香剤も置いてあり、簡易的なトイレではありますが、キレイですので、安心して使えます。
トイレはスリッパが置いてあるので、スリッパに履き替えて使用します。
使用後は最後に簡単なトイレ掃除をします。トイレ掃除の道具はトイレの中に置いてあるのでそれを使います。
悪天候のときには相談したら当日キャンセルも
フェニックスフィールドは石狩の海沿いにあるということもあり、真冬の天候が悪い時はホワイトアウトで行くのも恐怖という日も少なくありません。
あまりの悪天候で行くのにも危険を伴うと感じた時には当日であってもキャンセルの相談にのっていただけます。
チームによってはお母さんの運転で行くということもあると思いますが、運転に不安が出るような天候の場合は無理をせずにキャンセルすることも可能なのでその点も非常にありがたいポイントです。
今年はコロナの影響もあって、冬場の練習場確保に苦労したチームの方も多かったのではないでしょうか。
フェニックスフィールドは冬季でも充実した練習が行える施設です。
管理している方も非常に感じもよく、時間も3時間と長めで余裕をもって練習することが可能です。
来年の冬の練習場にぜひ一度使ってみて欲しい施設です!
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