マルーチワニクラッシャーはどんなバット？少年野球でも使える？

草野球界隈ではちょっとした話題になっているバットがあります。
それが「マルーチワニクラッシャー」。

ビヨンドマックスレガシー全盛の時代にワニクラッシャーがヤバいということでちょっとした話題になっています。

あまり日本では馴染みのないマルーチというメーカーのバットですが、一体どんなバットなのかこの記事で紹介していきます。

マルーチワニクラッシャーはどんなバットなのか

あまり日本では馴染みのないメーカー「マルーチ」。

マルーチはアメリカのメーカーで、バットやバッティンググローブなど野球用品をメインで開発・販売しているメーカーです。

メジャーリーグではおよそ4人に1人がマルーチのバットを使用しているくらいアメリカ国内では人気のメーカーがマルーチです。

ワニクラッシャーはマルーチの初の軟式用バットです。

完全に後発のバットということにはなりますが、アメリカの威信にかけて（？）軟式野球をよく研究して素晴らしいバットの仕上がりになっています。

ゴリロウ

軟式野球は日本独自の競技なんですよ。

ビヨンドマックスレガシーはバットにウレタンを使用することで革命を起こしました。

ワニクラッシャーも基本的な構造はビヨンドマックスレガシーと同じでウレタンを使用しています。

芯材には軽くて剛性の高いハイエンドアルミを使用しています。

その芯材のハイエンドアルミに2種類のウレタン（PU：ポリウレタンとTPU：熱可塑性ポリウレタン）で二重構造にすることで軟式球の潰れを防いで反発力を高めているという構造になっています。

芯材に金属を使っているという点では最新のビヨンドマックスレガシーメタルと同じ構造と言えるでしょう。

ゴリロウ

もしや、ビヨンドマックスレガシーメタルはワニクラッシャーを参考に作られたのでは…？

ワニクラッシャーのグリップはフレアグリップの形状になっています。

フレアグリップにすることでバットを支える薬指に自然と力が込めやすくなり、構えても無駄な力が入ることなく、自然とリラックスした状態にしやすくなります。

子どもはどうしても打席に入ると肩に力が入りすぎてしまうことが多いのでフレアグリップはおすすめです。

ワニクラッシャーのグリップテープは少年野球でも使っている人の多いリザードスキンズを使用しています。

ゴリロウ

迷彩っぽい柄のグリップテープです！見たことある人も多いのでは？

リザードスキンズは柔らかな触り心地で、実際に握ってみるとギュッと手に吸い付くようになるのでスイング時にも握りが安定します。

わざわざリザードスキンズに変えるという人もいるくらいですから、標準でついてるというのはお得ですよね。

ワニクラッシャーとビヨンドマックスレガシーメタルのスペックを比較してみました。

長さはワニクラッシャーもビヨンドマックスレガシーメタルも83cm・84cmの2種類。

重さはビヨンドマックスレガシーメタルが10g重い設定になっています。

ワニクラッシャーはトップミドルバランスという設定になっていて、バットコントロールもしやすいようなバランスになっています。

一方でビヨンドマックスレガシーメタルは超トップバランスと言われるくらいにゴリゴリのトップバランス仕様となっているので、ロングヒッター専用モデルという感じになっています。

ビヨンドマックスレガシーメタルについての詳しい紹介はこちらの記事も参考にしてください。

一般用で話題となったワニクラッシャーの少年野球用モデルが2023年の秋に発売となります。
9月下旬〜10月上旬に発売となる予定です。

ワニクラシャーの少年野球モデルとビヨンドマックスレガシージュニアのスペックを比較してみます。