飛ぶバットとしてビヨンドと並ぶ人気を誇るルイスビルスラッガー カタリスト。
うちの息子も5年生の終わりに少年野球最後のバットとしてルイスビルスラッガー カタリストを選びました。
まるまる1年経ちますが、使っていくうちに感じたことやルイスビルスラッガー カタリストがなぜ飛ぶのかその特徴は何か、ということをまとめてみました。
【カタリストの特徴1】バットのしなりで飛ばす
カタリストはグリップ部が硬く、ボールを打つ部分はカーボン製となっています。
カーボンは復元力の優れた素材なので、しなりを戻そうとする力が金属よりも強く働きます。
これによって、スイングした際にバットの先がしなり、さらにそれを戻そうとする力も働くことでボールを遠くへはじく力に変えてくれます。
しっかりと振りぬくことでボールを遠くへ飛ばすという考え方なので、バッティングの技術を身につけるためにはとてもいいバットだと思います。
ルイスビルスラッガー カタリストの2022年最新版カタリスト3についてはこちらで解説しています。ぜひご覧ください。
【カタリストの特徴2】カーボン素材でボールに反発力を与える
カタリストにはコンポジットカーボンという炭素繊維が使われています。
カーボンは鉄の7倍とも言われる反発力があります。
反発力が高いということはボールがよくはじかれるということになります。
よくはじく素材でボールを打つからカタリストはよく飛ぶ、ということになるわけです。
【カタリストの特徴3】使えば使うほど飛ぶバットになる
カタリストはカーボン部分でボールを打ちますが、ボールを打てば打つほどカーボン素材の間に細かな隙間が広がるようになっています。
この細かな隙間が生まれてくることで、よりカーボンの特性が生かされます。
元々カーボンが反発力の高い素材ですが、それに細かな隙間が生まれることで軟式ボールを打った瞬間に発生するボールの変形を抑え、ボールを飛ばす反発力に変えてくれます。
つまり、カタリストは使えば使うほど飛ぶバットになっていく、ということです。
ビヨンドは買ったばかりのウレタン部が痛みの少ない状態の方がよく飛びます。
つまり、使えば使うほど飛びにくくなります。
カタリストはその点ではまったく逆のバットになっているので、バットを育てていく楽しみを感じることができるのもメリットです。
親としては、「練習すればするほど飛ぶバットになるんだよ!」とモチベーションアップさせつつ、長く使ってもらえる(=買い替えさせない)ことにもなるかもしれませんね(笑)
2022年最新モデルの少年野球用バットについてはこちらの記事もオススメです。
【カタリストの特徴4】打球音が金属バットに近い
ビヨンドなどに代表されるウレタン系のバットはボールを打った時の音が「ボコン」という感じの打球音です。
これは軟式球を打った時のボールのへこみによるパワーロスを防ぐために、柔らかい素材でバットをコーティングしているから。
子どもの頃に野球をしていたお父さんなら「カキーン」という高い音こそ、バッティングしていて気持ちがいいという思いもあるでしょう。
ルイスビルスラッガー カタリストは硬い素材で外側を覆っているため、金属バットでの打球音に近いいい音がします。
やっぱり打った時の音は高い「カキーン」という音が良い!という方にもおすすめです。
ルイスビルスラッガー カタリスト3(2022年モデル)のラインナップ
カタリストはミドルバランスとトップバランスの2種類のラインナップがあります。
黒とオレンジがトップバランス、赤とオレンジがミドルバランスです。
息子はミドルバランスを好んで使う子で、タイプ的には中距離バッタータイプでした。
トップバランスはヘッドを走らせやすいですから、長距離バッター向きだと思います。
長さ | 重さ |
---|---|
76cm | 540g |
78cm | 560g |
80cm | 580g |
2022年モデル最新版のルイスビルスラッガー カタリスト3の少年軟式用でラインナップされているのは76cm〜80cm。
重さは76cm・540g、78cm・560g、80cm・580gとなっています。
前のモデルのカタリスト Ti2からは約20gほど軽量化されています。
バットの重さが気になっていた人にも使いやすくなりました!
最近はバットが重たくなってきており、ビヨンドマックスレガシーの80cmで570gなので、カタリストもほぼ同じ重さになっています。
非常にいいバットなので、ビヨンドはなんかイヤという人にはぜひおすすめしたいバットです!
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