少年野球でバッティンググローブって必要?
サイズやデザインに指定はある?
というお父さんお母さんのためにジュニア用のバッティンググローブの選び方やサイズの目安、デザインのルールなどを紹介します。
少年野球でバッティンググローブの役割
バッティンググローブの主な役割は手を保護することとグリップ力を高めることです。
バッティング時にはグリップを強く握りスイング動作を行うので、手のひらの皮がむけたり、切れたりすることがよくあります。
子どもの皮膚は大人よりも柔らかくて、皮がむけたりマメになったりしやすいんです。
そのダメージを抑えてくれる役割をバッティンググローブが果たしてくれます。
また、最近のバッティンググローブは握る力をサポートする構造になっているものもあります。握る力を高め、力強いスイングをサポートする役割を持っているものもあります。
少年野球のバッティンググローブは本格的なバッティング練習が始まったら用意する
バッティング練習に熱心な子ほど手のひらにダメージを受けますので、バッティンググローブで保護してあげることが大事になります。
学年が上がって、素振りをしたりバッティングセンターで打ち込みをしたりする機会が増えてきたらバッティンググローブをつけて練習をすることで手の痛みを軽減できます。
また、手が痛くなりにくければ質の高いバッティング練習に取り組めるようになると思います。
お子さんの練習の進み具合を見ながらにはなりますが、チーム練習以外でも素振りをするようになったり、バッティングセンターに連れて行って欲しいと言うようになったら、買い時かなと思います。
ジュニア向けバッティンググローブの選び方
バッティンググローブのサイズの図り方と選び方
手袋のサイズは、手囲いの長さが目安となります。手囲いとは、親指の第一関節とほぼ同位置にある生命線の始点と、小指の付け根と手首を結んだ線の、手首から3分の1の距離を結んだ手の平の周りの長さです。
出典:MIZUNO
小学生は体の成長が人それぞれなので、あくまでも目安ですが学年でわけるとこんなイメージです。
1年生〜3年生 | 子ども用Sサイズ |
3年生〜5年生 | 子ども用Mサイズ |
5年生〜6年生 | 子ども用Lサイズ |
バッティンググローブを選ぶ際に重要なのはサイズ感です。
バッティンググローブは手にピッタリするほうがグリップ力を高められます。
ジャストサイズを選びましょう。
大きめサイズの方が長く使えるという理由で選んでしまうと、手を保護する力もグリップ力も落ちてしまいます。
ジュニア向けバッティンググローブは洗える素材が便利
ジュニア向けバッティンググローブを選ぶ際に注目したいのが、洗える素材かどうかです。
バッティンググローブは革を使っているのですが、天然の革を使用したものは水洗いができません。
バッティンググローブは汚れや臭いがつきやすいですから、水洗いできないものは不便です。
ジュニア向けのバッティンググローブは合成の革を使っているものが多く、水洗い対応とかウォッシャブル対応という形で表記されているものの方が使いやすいでしょう。
水洗い出来ないものを洗うと縮んで硬くなり、使えなくなります。
我が家も何度かやってしまいました。。
少年野球のバッティンググローブのデザイン規定
高校野球はバッティンググローブは白または黒と規定されていますが、少年野球はほとんどそういった規定はありません。なので、好みのデザインを使用して問題ありません。
個人的には黒のシンプルなものがカッコいいし、汚れも目立ちにくくて好みです。
息子はデザイン入ったものばかり使ってましたが(笑)
プロ野球選手のように派手なカラーを使うも良し、シンプルなものを使うも良しなのでお子さんがカッコいい!とテンションの上がるものを選んであげるのが良いと思います。
バッティンググローブを片手だけはめる理由
時々バッティンググローブを片手だけはめている選手を見かけますよね。
バッティンググローブを片手だけはめている理由は、引き手(右バッターなら左手、左バッターなら右手)のグリップを上げて、押し手(右バッターなら右手、左バッターなら左手)に余計な力を入れないようにするためです。
両手にバッティンググローブをはめてバットを強く握りしめてしまうと余計な力が入って細かいバットコントロールがしにくくなってしまいます。
また、力が入りすぎることでヘッドが下がってバットが正しい軌道で出てこないという弊害も生まれます。
そうしたことを防ぐために片手だけバッティンググローブをはめているのです。
練習の時はバッティンググローブは手を保護するためにも両手ともにはめた方がいいです。
試合の時は引き手側の片手だけはめるという形でも良いでしょう。
試合のときは急いで打席に入らないといけないことも多くあり、バッティンググローブをはめるのに時間がかかりやすい子どもなら引き手側だけはめるのもアリです。
ジュニア用バッティンググローブのオススメ
ミズノ ジュニア向けバッティンググローブ
王道、ミズノからはセレクトナインを紹介します。
セレクトナインのバッティンググローブはしっかりとしたグリップ力で全力スイングをアシストしてくれます。フィット感にもこだわった設計で、合成皮革にも関わらずつけ心地を追求しています。
巨人・坂本選手、広島・菊池選手、西武・山川選手など数多くのプロ野球選手も愛用しているミズノ。
野球用品なら王道で安心して使えます。
素材も合成皮革で洗濯できる素材になっているので安心。
アンダーアーマー ジュニア向けバッティンググローブ
アンダーアーマーからはユースクリーンアップをピックアップ。
最近愛用者が増えているアンダーアーマー。
ソフトバンクの柳田選手やオリックスの吉田選手などもアンダーアーマーと契約しています。
アンダーアーマーはソフトでフィット感抜群の合成皮革を使用しているため、子どもでもはめやすく非常に使いやすいのが特徴。
はめた時のゴワゴワ感も少なく力の弱い子どもにもオススメです。
もちろん洗濯可能な素材になっています。
アシックス
アシックスからはネオリバイブを紹介します。
大谷翔平選手が使用しているアシックス。
ネオリバイブは大谷選手も使用している逆巻きベルトを採用。
通常のベルト方向と逆にすることで、グリップ力とフィット感がアップします。
消耗が激しいバッティンググローブですが耐久性も高め、長く使えます。
ウォッシャブルにも対応しているので、洗濯も可能です。
アディダス
ヤクルト・山田哲人選手が契約しているアディダス。バッティンググローブは人気が高いです。
アディダスのバッティンググローブの特徴はなんと言っても耐久性の高さ。
5,000回以上の摩擦テストをクリアしたKOMA TOUGH素材を使用しているため、破れに強く、ガンガン練習でも使えます。
バッティング大好き!毎日素振りしてる!というお子さんにはピッタリですね。
個人的なイチオシ ジュニア向けバッティンググローブ
ジュニア向けバッティンググローブの選び方について解説しました。
これらを基準にして選べばきっとお子さんに合うバッティンググローブが見つかるはずです!
今回紹介した中で、個人的にイチオシなのがアシックス ネオリバイブです。
2021年にメジャーでホームランを量産した大谷翔平選手とアシックスが何度も打ち合わせや試作を重ねて逆巻きベルトを開発したそうです。
その逆巻きベルトが搭載されたバッティンググローブがアシックス ネオリバイブ。
大谷選手のような活躍をお子さんにも期待する意味を込めてオススメします。
きっとお子さんもテンションもモチベーションも上がってより一層練習に熱が入ると思いますよ!
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