息子の所属する少年野球連盟でも球数制限が2021年から導入されることになりました。
球数制限が導入されることで、これまで以上にピッチャーの育成が大事になります。
ピッチャーといえばまずストライクが取れるコントロールが必要です。
そこで今回は、フリースローとコントロールがどう関係しているのか、そしてコントロールを良くするための練習方法を紹介します。
バスケのフリースロー練習でコントロールが良くなる理由
バスケのフリースローはミニバスだとボードから4m離れた位置にラインが引かれています。そこから放物線を描くようにしてボールを投げてシュートします。
バスケットのリングの大きさは45cmでミニバスで使用するボールは直径22cm。
つまりリングを通過するには誤差は約20cm以内におさめなければいけません。
リングを通過させるボールを投げるには、自分の位置からリングまでの距離感を把握して、どの強さでボールを投げるかという感覚が大事になります。
その感覚が身についている子と身についていない子ではコントロールに大きな差が出ます。
野球では、マウンドからキャッチャーへ投げる時に16m(低学年は14m)あります。
この距離をどの強さで投げれば良いかという感覚を鍛えるのに入門的な要素としてフリースローがいいというわけです。
家でもできるコントロールを良くする練習法
必要なもの
- バケツ
- バドミントンのシャトル
バケツを3〜4m離れた地面に置いて、バケツ目掛けてシャトルを投げます。
ポイントはバスケットのシュートのように放物線を描くように投げること。
放物線を描いて投げるのは、距離感を養うためとそこに必要な力の入れ加減の感覚を養うためです。
バドミントンのシャトルは自宅でのバッティング練習用にあるご家庭も多いと思います。
これを使えばOKです。
もちろんボールを使ってもOKです。回収するのがやや大変ですが。
本当にコントロールが良くなるのか
管理人は野球未経験ながらバッティングピッチャーをやると意外とコントロールが良いと評判です。実は昔バスケをやっていたんです。
今でも調子がよければフリースロー10本中8〜9本は決められます。
この練習法は川村卓先生の本で紹介されているのですが、大学教授らしい推察を交えて詳細に本の中では紹介されています。
実際自分でもなぜコントロールできるかという部分は説明ができなかったんですが、バスケで距離感を身につけたことがコントロールにいきている実感があります。
ちなみに息子も2歳頃から子ども用のバスケットゴールでボール遊びをしていたせいか、比較的コントロールは良いようでチーム内でもエースとしてやっていますし、四死球率もチームでは最も少ないです。
特別な練習器具もほとんど必要ありませんし、遊び感覚でもできるので親子だったり、友達とも工夫してトレーニングができるのでおすすめですよ。
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