少年野球の監督・指導者に求めているもの

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少年野球の監督・指導者に求めているもの 親・心構え

子どもの野球離れというワードをよく聞きます。

少年野球は2020年で10年前の3分の2まで競技人口が減っているそうです。

子どもが減っていることは事実ですが、子どもの減少幅以上に野球人口が減っているのが現状です。

人数確保に苦慮しているチームも多いと思います。

我が子のチームは幸い我が子の代は人数が多く、下の学年も何名かいますので試合ができないということはありませんが、そのさらに下の代になると人数が足りずに今後試合ができるか見通せない状況です。

チームに愛着を感じている親御さんもたくさんいらっしゃると思います。

今回は自分が考える少年野球の指導者に求めることを書いてみたいと思います。

少年野球を取り巻く環境

連盟のいい面・悪い面

多くの少年野球チームは各地区の少年野球連盟に加盟していると思います。
大会を主宰するのが主な役割として機能する組織です。

少年野球は各大会でスポンサーがついてくれたりすることも多く、その窓口としての役割も担っています。

連盟がなければ、大会をスムーズに運営することができないため子ども達が試合をするためには欠かせない存在です。

しかし、一方で連盟によってはチームの移籍を制限していたり、移籍した場合は1年間出場できないルールを設けていたりする場合があります。

また、少年野球チームは小学校を主体に作られているケースが多いため、他の小学校からのチームへの加入を制限しているケースもあります。

強豪チームに人数が偏ることを防ぐためという大義名分も理解はできますが、個人的には移籍OKにしてしまった方がいいと思います。

他の小学校から加入するとなれば練習場までの距離が遠くなり、親の負担は増えます。

しかし、チームの悪評があったり練習頻度が高すぎて自分の地区のチームには入れたくないという親も少なくありません。

悪評があるチームは淘汰されてしまっても仕方がないという考えです。

連盟は地区の所属チーム数が少なくなると、市大会やさらにその上の大会への出場枠が減らされてしまうため、チーム数を維持しようとするため、ゆるく保護するシステムとなっています。

それに甘え、改善の努力を怠ることは結局のところ双方の身を滅ぼすことに繋がるのではないかと思います。

少年野球は親の負担が大きい

これも良く言われることです。

我が子が所属するチームではお茶当番のようなものはありません。
監督も指導者も飲み物やお昼ご飯は自分で用意しますし、必ずしも親が練習に参加しなければならないというルールはありません。

それでもお弁当や洗濯など親の負担はゼロではありません。

しかしチームによってはお茶当番のようなシステムが存在するチームもあると聞きます。
こうしたルールを設けているのであれば、それは確実に時代錯誤的な要素だと思います。

昔と違い、両親共働きという家庭が増えたり、シングルで子育てをしている家庭も多くあります。そうした状況を考え、親の負担を可能な限り少なくしていく努力をチームとして取り組む必要があると思います。

少年野球の監督・指導者に親として求めるもの

ポリシーを持って欲しい

少年野球の監督・指導者は何のために監督・指導者をやっているのかと考えることがあります。

試合に勝つため、子どもの成長を促すため、野球をうまくするためなど様々な答えが返ってくると想像できますが実態が伴っていないことはよくあります。

札幌には「怒鳴るの厳禁、移籍OK」というチームポリシーを掲げて人気のチームがあります。従来の少年野球のイメージを覆し、練習や試合で怒鳴るのは絶対ダメ。野球の楽しさに触れてもらうことが第一というメッセージを明確に発信して人気となっています。

一方で「全国大会に出場し、日本一を目指す」というスローガンで闘うチームもあります。

これらは明確なポリシーを打ち出しているからこそ、人気があり団員が集まる要員になっていると思います。

これらから、今の監督・指導者はチームとしての明確なポリシーを打ち出せるかというのが非常に重要なのではないかと思います。

明確なポリシーを掲げ、内容が伴っているならば共感する人は集まってくるはずです。

叱るスキルを身につけて欲しい

人間一度言っただけで全てが伝わるなんてことはありません。
だからこそ、練習で言ったことができなければ大声をあげてしまう気持ちは理解できます。

しかしそこは「叱って」欲しいそう思います。

叱るというのは相手がより良い行動になるように諭すこと。
できるはずのことをやらなかった時に「なぜやらなかったのか?」「どうするべきだったか?」を問いかけることです。

厳しい言葉になっても内容が叱っているのであれば、子どものためになると私は考えます。
叱るスキルは監督・指導者に絶対身につけて欲しいスキルの一つと思います。

常に新しい情報をアップデートして欲しい

日本の野球の指導は古い、少年野球に関わるとよく聞く言葉です。

海外では子どもにバントをさせたり、ゴロを打てと指導することは無いと聞きます。

将来ホームランをたくさん打てる選手になるためには、バントやゴロを打つ技術などいらないからというのが理由だそうです。

文化やお国柄の違いということもありますし、私自身海外の考え方が全て正しいとは思いませんが、監督・指導者には常に新しい情報にアップデートを怠らないで欲しいそう思います。

メジャーリーグで「フライボール革命」が起きてすぐそれに飛びついて指導方法を変えることを望んでいるわけではありません。

ポリシーに応じて指導をして欲しい。その上でいい練習法や効率的にチームを動かす方法があればどんどんアップデートして欲しいという意味合いです。

最新の練習法や理論など知識の吸収は怠らず、かつ小学生ができる・理解できる形に落とし込む、そうしたアップデートは常に行っていって欲しいと思います。

親とのコミュニケーションをしっかりとる

団体スポーツをやっているといわゆる「怒られ役」の子というのは少なからず存在します。
しかし、親をやっていると理不尽に怒られていると感じることも正直あると思います。

さきほども書きましたが親として「怒られている」のか「叱られている」のか理解すると受け方・印象は変わります。

家で子どもに「何があったの?」と聞いてもうまく説明できないことはよくあること。

だからこそ、監督・指導者は親としっかりとコミュニケーションをとり、どういったことをチームとして求めているのかやなぜあの場面で子どもを怒った(もしくは叱った)のかなどを親に理解してもらう努力をして欲しいと思います。

また、逆に親としても今の我が子の課題は何かというのを監督・指導者としっかりコミュニケーションをとる努力が必要になると思います。

と、監督・指導者に数々のことを求めるモンスターペアレンツ的な記事となってしまいましたが、全部のことを100%やってくれと思っているわけではありません。

すべて監督・指導者と親との間で信頼関係を築いていく方法の一つにすぎないと思っています。

少年野球は監督・指導者の絶対的な力が強いというのは今も昔もそう変わらないと思っています。しかし、家庭環境や少子化など環境が変わる中では、相互の信頼関係が築けなければ団体スポーツは運営が難しいと思っています。

野球というスポーツの魅力は変わりありません。
野球を通じて子どもが大きく成長することも親として実感できることも多いと思います。

だからこそ、それを取り巻く一人ひとりが変わっていけたらと思います。

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