北海道も雪が溶け、ようやくグラウンドでの練習が始まりました。
シーズンももう間もなく開幕ということもあり、各チームとも練習試合や交流試合が始まっていると思います。
練習試合の審判はお互いのチームからお父さんを出し合って行うことが多いのではないでしょうか。
親同士、今日は誰が出るか微妙な探り合いになることもある審判ですが、野球経験が無くても基本さえ覚えておけばそれほど難しくはありません。
少年野球でのお父さん審判が必要になるケースは主に2つ
練習試合
練習試合では相手と自チームでお互いに審判を出し合うことがほとんどです。
あくまでも練習試合で、子どもにとっても大人にとっても練習場所ですので、それほど気張って審判をしなくても問題はありません。
塁審であればかなり気楽にできます。
公式戦の審判
息子が所属するチームで、公式戦でお父さん審判が出ることがあるのは
- 低学年大会の試合
- 地区連盟以外のローカル大会
この2つです。
札幌市の全市大会では審判員がつくので、お父さん審判が必要になることはありません。
公式戦だと、ほとんどがトーナメントの大会となるため自チームも相手チームも本気です。
公式戦で迷わず審判や塁審をできるようになればお父さん審判としては十分です。
地域差はあるかもしれませんが、お父さん審判の出番はこの2つに限られます。
まずは練習試合で積極的に審判・塁審をやってみて、いつ公式戦となっても大丈夫なように準備しておくのが大事です。
少年野球の審判・塁審で抑えておくべきポイント
基本的にはボールを追っていればOK
ジャッジするシーンは基本的にはボールを持っている場所で起こります。
なので審判をしているときはボールがあるところを追っていればほとんどの判定はできます。
ただし、2ベースや3ベースなどの長打が出た場合に塁審をしているのであれば、ランナーがベースを踏んでいるかの確認は大事です。
守備側のアピールプレーの可能性があります。
その時だけはボールばかりを追わずにベースタッチを確実に確認しましょう。
フォースプレーとタッチプレーの違いを理解しておく
フォースプレーはランナー一塁や一塁・二塁などの場合。ランナーは進塁義務があるため、次の塁を踏むだけでアウトのシチュエーションです。
タッチプレーは進塁義務がなく、タッチによってアウトになるシチュエーション。
この判断が瞬時にできれば少年野球の塁審であれば問題なくできることがほとんどです。
自信をもってジャッジする
どんなスポーツの審判でもそうですが、自分のジャッジは自信をもって行うことが大切です。
フォースプレイやタッチプレイでの際どい判定のときでも、自分が思った判定を自信をもって大きな声で行いましょう。
周りから痛い視線が飛んできたり、時にはヤジなども言われたりすることもありますが、一度判定したものに自信をもちましょう。
痛い視線もヤジもすぐにおさまります。
ボーク・インフィールドフライ・審判のローテーションはわからなくても大丈夫
野球のルールの中で迷いがちなのがボーク・インフィールドフライ・審判のローテーションです。
ですが、正直なところ少年野球の審判ではあまりこの3つは厳密に運用されることは多くありません。
低学年の子だとピッチャーもセットポジションに入ってから動いちゃう子たくさんいます。
あまりにも目に余るようなら注意する程度で済むことがほとんどですよ。
インフィールドフライもごくまれにとる審判もいますが、練習試合などではほとんどとられません。長打の際の審判のローテーションも同じです。
少年野球の審判のやり方を覚えるために
基本的な野球のルールを知っていれば、塁審くらいであれば問題なくできちゃいます。
とはいえ、きわどいライン際のフェアの判定時はどういったジェスチャーで表すかなど細かな部分はわからないこともあると思います。
「そろそろ審判や塁審をやる機会がありそう」という雰囲気を感じているなら、あらかじめ予習しておけば焦らずに審判に臨むことができます。
この本はわかりやすく審判の役割や心構えなどが紹介されています。
写真が多く、視覚的に読めることもありそれほどボリュームを感じることなく読めると思います。
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審判もやってみると意外と楽しいものです。
お子さんの出る試合で審判をやると、いつもとはまた違った角度で試合を見ることができていろいろと新鮮だったり発見があったりしますよ。
ぜひ、この機会に審判や塁審の勉強をして、お子さんと一緒に野球を楽しんでみてください!
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