なかなかヒットが打てない、三振が多い、、
親としてもなんとかヒットを打たせて上げたいけれども家でできるバッティングの練習は限られてしまって困っていたり、素振りをしろと言ってもなかなか自分ではしようとしないなんてことありますよね。
そんな悩める親御さんにおすすめしたいのがバトミントンに使うシャトルを使ったバッティング練習です。
シャトル打ち練習で必要なのは、練習用シャトル、投げる人、バットを振るスペースだけ。
お手軽なのに、小学生の特に低学年にはぴったりな練習です。
シャトル打ちの効果
ミート力の強化
バトミントンのシャトルは野球のボールよりもずっと軽いため、投げると軌道は山なりの軌道になります。
山なりの軌道でスピードも遅いですから、しっかりミートしなければきちんと打ち返すことができません。
遠くまで飛ばすためにはしっかりとミートする必要がありますので、自然とミート力が身につきます。
ストライク・ボールの見極め
シャトルは実際に投げてみると力加減が微妙に難しく、ボール球を投げてしまうこともしばしば…。
ですが、これは裏を返せばストライク・ボールの見極めを行う練習になります。
低学年のお子さんとの練習のときは、都度「ボールは見逃す」ということを伝えるようにするといいと思います。
また、ボール球を振ってしまったときは「今のはボールだよ」と教えてあげることでストライクゾーンの意識が身に付きます。
シャトル打ちは自主練習には最適
チームのバッティング練習は1人何球と決まっていることがほとんどではありませんか?
チーム練習の場合は他のチームメイトもいますから、どうしても限られた数しか打つことができないと思います。
シャトル打ちは低学年の子でも実際に打って飛ばす動作になるので飽きずに楽しく練習ができます。
また、シャトル打ちの場合はバットが振れて3~4メーター離れた場所からシャトルを投げられるスペースがあればできるため、それほど広い場所は必要ありません。
シャトル自体も軽いため飛ぶ距離が限られます。ボールを使った練習では打ったボールの回収が大変ですが、シャトル打ちの場合はボールよりも回収がかなり楽にできます。
さらに、シャトルはコスパがいいです。
Amazonでは50個くらい入った練習用シャトルが1,000円台で買えます。
我が家で使っているのはコレです。
48個も入っているので、かご1箱分でも十分練習になります。
子ども一人でも練習がしたいのであればシャトルマシンもアリです。
バッティングの練習法やバッティング練習に便利な道具についてはこちらでも解説していますのでご覧ください。
シャトル打ちの注意点
低学年のお子さんがいるお父さんにおススメなシャトル打ち練習ですが、1つだけ注意点があります。
それは、シャトルに当てに行くバッティングにならないように注意すること。
シャトル打ち練習は球速が遅い分、低学年の子も楽しみながらバッティング練習ができます。
ただ、一方で自分の打つポイントまで我慢できずに体がピッチャー側に流れてしまうことがよくあります。
ピッチャー側に流れてしまうと、体重をボールに乗せることができずに強い打球を返せなくなります。
これが俗にいう「突っ込んだ」状態です。低学年の突っ込んだバッティングは素人目に見てもわかりやすいと思いますので、バッティング指導に自信の無いお父さんでも注意して見ればすぐにわかると思います。
低学年のお子さんの場合は突っ込んだ状態にならないよう注意しながら楽しく練習できると思いますので、ぜひお試しください!
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