少年野球で絶対必要になるスパイク。
つい先日新しいものを買ったと思ったら、すぐに破れて買い換えるということも少なくありませんよね。
特にピッチャーをやるようになると、投球のたびに軸足の爪先が地面を擦るのですぐに傷んでしまいます。
スパイクも安いものではないので、できるだけ長く使ってもらいたいですよね。
スパイクを長く使うためにも、ピッチャーをやるようになったらスパイクにはP革(ピー革)加工をおすすめします。
P革(ピー革)加工は、スパイクの爪先を補強する加工
P革(ピー革)はピッチャーが地面で擦ってしまう軸足のつま先を保護する加工です。
(右投げなら主に右足のつま先に、左投げなら左足のつま先にP革加工をするのが一般的です。)
P革加工をしないとピッチャーではスパイクのつま先がすぐに傷んで破れてしまいます。
破れたスパイクは履き心地も悪くなりますし、なにより怪我にもつながるため危険です。
加工に多少の費用と時間がかかりますが、P革(ピー革)加工をするだけで耐久性はかなり高くなります。
P革加工にはいくつか種類があり、打ち込みP革、縫いP革などがあります。
一般的に耐久性が高いのは打ち込みP革になります。
P革加工はスポーツ用品店で加工してくれます。
スパイクを買えば加工代は無料ということもありますが、P革代などが別途必要になることが多いです。
作業の時間も必要になるのでお店の混雑状況にもよりますが、おおよそ加工費とP革代として2,000円前後の費用がかかることが多いです。
自宅でもできる塗りP革(ピー革)は手軽
忙しい毎日でなかなかスパイクを買いに行く暇がなかったり、すぐに使いたいから加工を待っていられないということもありますよね。
P革(ピー革)加工はどうしても加工してもらうために時間もかかってしまいます。
本格的なP革加工の耐久性には及ばないですが、自分でも手軽にできるのが塗りP革(ピー革)です。
塗りP革(ピー革)はつま先にレジンと呼ばれる乾燥すると硬くなる樹脂を塗ることでスパイクのつま先を保護して耐久性を高めることができます。
価格も600円程度で買うことができ、自宅で手軽に加工ができるので忙しい合間をぬってできるため手軽です。
我が家も塗りP革(ピー革)を愛用しています。
小学生のうちはどんどん背が伸びて靴のサイズもすぐにサイズアウトしてしまいますよね。
せっかくのP革(ピー革)加工をしてもらってもサイズアウトして履けなくなるということも時々あります。
その点、塗りP革は安価で手軽にできますのでたとえサイズアウトしてもあまり懐が痛みません(笑)
以前に打ち込みP革をしてもらったこともありますが、塗りP革の方が早く痛むという実感もあまりないため我が家では塗りP革が定番になっています。
実際に妻が塗りP加工をしたスパイクです。
少しボコボコした表面になってしまっていますが、息子は全然これでも問題ないそう。
1本買っておけば、大体2足分くらいは使えます。(※我が家は右足のつま先のみ塗りP革加工をしてます。)
意外な消耗品となるスパイクを少しでも長持ちさせるためにも塗りP革を試してみてくださいね!
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