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送球エラーを減らし、守備の確実性を高める方法

レベルアップ練習法
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守備でガッチリボールをキャッチしたのに、送球のエラーでランナーを出してしまった。
これはピッチャーもガッカリ。チームの流れももってくることが出来ないまずいプレーです。

もしもそれを我が子がやってしまったら、親もガックリきてしまいますよね。

そこで、守備の際の送球の確実性を高める「ワンバン送球」をおすすめします。
低学年・高学年限らず練習しておくと必ず役立ちますよ。

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送球エラーを減らしたいならワンバン送球の練習をしよう

小学生のうちは成長度合いが様々なので、肩のいい子は小学生でもノーバンで長い距離を投げられる子もいますし、成長が追いつかずに長い距離を投げようとすると山なりの球しか投げられない子もいます。

ノーバン送球ができる子でも、高さを誤ればエラーになります。

子どもは同じ動作を繰り返すことが苦手です。

ノーバン送球を狙うとなれば、力が入った状態での難しい動作になります。そのため送球エラーが起こりやすいのです。

ワンバン送球であれば、ノーバン送球よりも力を入れずに送球をすることが可能です。
動作の難易度が下がるのでミスしにくいというわけです。

サード・ショート・キャッチャーはノーバン送球を身につけたい

サード・ショートは捕球する場所から一塁までの距離が長く、頻度も多いポジション。
キャッチャーは盗塁されたときに本塁〜二塁までの距離を投げる頻度が多いポジションです。

このポジションを守る子は特にワンバン送球をきっちり決められるようになると、アウトをとれる確実性がグンと上がります。

また、サード・ショートが一塁に投げるということは、ピッチャーとしては打ち取った当たりです。これを確実にアウトにすることでチームの流れも良くなります。

このポジションを守る機会がある、もしくはこのポジションを守りたいと考えているならワンバン送球を練習する価値は高いでしょう。

確実なワンバン送球を身につける練習方法

塁間でのワンバン送球キャッチボール

少年野球での塁間は低学年だと21m、高学年だと23mというのが主流です。
この距離でキャッチボールを行うのですが、必ずワンバン送球で行うようにします。

サードやショートだと捕球位置から一塁へはもっと距離があることが多いですが、まずは塁間の距離で確実に速いワンバン送球ができるようになるというのが最初の目標となります。

低学年の子の場合、力加減がわからずツーバン以上してしまうこともあると思います。

その際は土のグラウンドであれば目印に石灰やコーンを置くなどしてこの位置にバウンドさせて相手に届くように投げようと指導すると良いでしょう。

大人の手があるなら、選手は一塁ベースに並ばせ、二塁の捕球者は大人が行って順番に投げていくという方法もアリです。

低学年の子は送球が安定しないため、逸れてしまうことが多くありますが、的が大きい大人になることで投げやすいというメリットもあります。

アスファルトでのワンバン送球キャッチボール

これはうちの子との練習でよくやっていた方法です。
北海道は家の前でキャッチボールをするスペースがあるという土地柄ならではの練習方法かもしれません。

アスファルトで行うメリットはイレギュラーが起こりにくいことと、バウンドが読みやすいことです。

土のグラウンドではグラウンドの状態次第で思ったよりもバウンドしなかったり、イレギュラーして送球が逸れてしまうことがあります。

アスファルト舗装された道路であれば、イレギュラーする心配が少なくなるため、送球と捕球がスムーズに行えます。

スムーズに行えるようになれば、投げている子は自信がつきます。
自分はきちんと送球ができる!という自信は守備や送球の確実性を高める最強のメソッドです。
それを養うためにイレギュラーの少ないアスファルトで練習するのです。

チームの練習はグラウンドで行うことが多いでしょうから、どちらかといえばこれはお父さん・お母さんと一緒に自主練として行うイメージになるでしょう。

プロ野球選手のように矢のような送球でアウトをとるのはカッコいいですし、盛り上がります。ですがそれは体の出来上がったプロだからできること。成長に差のある子どもに求めるべきことではないと思います。

体が出来上がるにしたがって速い送球はできるようになります。
小学生のうちはしっかりアウトがとれ、守備に自信をつけるほうがのちにプラスになると考えています。

地味な練習内容ではありますが、試合に出るには守備の確実性はアドバンテージとなります。アイツのところに打っちゃダメだ。と相手チームから言われるくらいの顕実性を身につけて、ガンガンアウトをとれるようになりましょう!

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