子どもが最近試合で全然打てない。
調子が下がりっぱなし。
打てないから練習に熱を入れていても試合では結果がついてこなくてヤキモキした経験は少年野球キッズを持つ親御さんであれば誰しもが通る道ですよね。
そこでおすすめしたいのが試合のスコアをつけることです。
野球のスコアとは、それぞれの打席で打球がどう飛んで、ランナーがどう進塁したかを記録するもの。スコアを集計したものが打率だったり、防御率というものです。
ただスコアをつけるには独特の記法を覚えなくてはいけませんし、慣れるまでは試合のスピードについていけずに苦労することも少なくありません。
スポーツ用品店でもスコアブックとして手書きで記入するものが売られていますが、初心者にはなかなかハードルが高いです。
今は独特の記法を知らなくてもスマホアプリでスコアがつけられちゃうんです。
この記事では初心者でも簡単に野球のスコアをつけられるアプリを紹介します!
野球のスコアをつけるメリット
野球のスコアをつけることでのメリットは大きく2つあると思っています。
一つ目は打率や防御率など数字を客観的に把握できること。
例えばサヨナラヒットを打ったとか、ホームランを打ったというのは強く印象に残ります。
ですが、無得点で終わった回にヒットを1本打ったとしてもなかなか印象に残りにくいですよね。
そういった印象によるイメージをスコアをつけて集計することで極力排除することが可能です。
スコアをつけていくといろいろなものが数値化できるので、最近打てていないというときでも、トータルの打率はそれほど下がっていないことに気づいたりできます。
スコアをつけるメリットの2つ目は意外なことに気づくチャンスになることです。
- 打力はそれほどなくても四球を多くもらっている(選球眼がいい)
- 足が速いイメージはなくても盗塁の失敗が少ない(スタートのタイミングがいい)
など、スコアをつけると見えていなかったことに気づくことがあります。
客観的に数字を把握することと、見えていなかったものに気づくことができれば「今は打てていない。でもこんないいところがあるよね。」といったことや「自分が思っている以上に打てていないわけではない。」なんてことに気づくことができます。
野球のスコアをつけることで、数字で客観的に現状を把握できるようになって調子や課題を明確にしやすくすることができるようになります。
草野球をプレーするお父さんにももちろん使える
お子さんが少年野球をやっているという親御さんの中には自分自身も草野球でプレーしているという人も多いですよね。
もしそうならスコアを自分でつけてみて、客観的に数字を見てみるというのもオススメです。
スコアブックだとなかなか記入が大変ですが、アプリなら手軽に入力できてしまいます。
自分の分だけの入力なんかもできたりします。
数字として見えてくるとまた課題だったりも把握しやすくなりますよ。
オススメの野球スコアアプリ
個人的におすすめのアプリは2つ。
PLAY by Team HubというアプリとSSK Smart Leagueというアプリです。
それぞれのアプリでできることを紹介します。
PLAY by Team Hub
一球ずつ入力を行うPlay by Play、結果のみを入力するBox Score、最終結果のみを入力するFinal Scoreの3種類のスコア入力が可能。
打撃成績や投手成績、守備成績を入力すると自動的に集計されます。
打率や打点といったものからOPSや得点圏打率まで自動で集計してくれます。
投手は防御率なども集計されますし、守備は守備率まで集計してくれます。
一球ずつ入力のPlay by Playも直観的な操作でスコア記入に必要な知識は必要ありません。
Play by Playがちょっと面倒だなと感じるのであれば結果のみを入力するBox Scoreでも集計してくれるので、打撃成績だけといった使い方も可能になっています。
その他の機能としてはチーム単位でのスケジュール共有や、対戦相手の募集なんかもできます。草野球の相手募集に使えそうですね!
SSK Smart League
野球メーカーSSKからリリースされているSSK Smart League。
こちらもPlay by Team Hubと同じようにスコア入力で打撃成績・投手成績・守備成績を出すことができます。
この中でも特徴的なのは打撃の方向をパーセンテージで出すことができること。
打撃の傾向が見られるので面白い機能です。
チームメイトの打率や防御率なども一覧で見ることができるので、モチベーション管理や課題の把握なんかにも使えると思います。
アプリなら打率などの集計が簡単に
少年野球でも草野球でもスコアをつけているというチームは多いでしょう。
手書きはつけ慣れているなどのメリットもありますが、大変なのが集計作業。
その点アプリであれば、集計は自動で行ってくれますし、面倒な防御率やストライク率といった投手成績までもをカバーしてくれます。
アプリをダウンロードしていればそれをチームで共有することもできたり、大会ごとの成績として集計することができたりとアプリならではのメリットも非常に多いですよ。
お子さんの成績を見えるようにするだけでも子どものモチベーションにもなる野球スコアアプリを存分に活用してくださいね!
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