はじめに、この記事はチーム事情やチーム方針などによっても大きく異なる場合があります。
たとえば、上級生の人数が揃っていて、空いている枠がほぼ無い場合などは難しいです。
また、チーム方針として学年でオーダーを決めていくようなチームだと難しいかもしれません。
低学年中心の試合で早いうちから試合経験を積むためには、バッティングと守備どちらを優先的に鍛えていくのがいいか悩んでいる方向けです。
フライやゴロが捕れれば試合出場機会を増やせる
少年野球において、特に低学年の試合で顕著なのが守れるか・守れないかです。
基本的には守れるチームはしっかり野球として試合が出来ます。しかし、守れないと試合にならないというのはよくある光景です。
つまり、練習時にフライやゴロが捕れる子は試合でも使いやすいのです。
低学年の試合の場合は経験を積むことが目的で、試合の勝ち負けはそれほど重要視されないとは思いますが、それでもしまった試合ができれば積める経験値が大きく変わります。
守れる子が多ければ多いほど、しまった試合ができる可能性も高くなりますので、守備ができることは大きなアドバンテージになることが多いです。
内野守備の構え方については守備ブロガーダーコンさんのブログが非常に参考になりますので、ぜひ御覧ください!
構えがカッコいいと上手く見えます!
アウトに出来なくても捕りに行く姿勢が大事
実際には試合と練習は違います。
ノックは自分のところに飛んでくるとわかっていて受けますが、試合ではいつ自分のところへ飛んでいくかわかりません。
しかし、低学年は試合の中でずっと集中しているのは非常に難しいです。
それでも試合の中で飛んできたボールを捕りにいけるか・いけないかいけないかの違いは大きいです。
捕りにいって、結果取れなくても子どものレベルは確実にアップします。
試合でも捕りにいくチャレンジができるようにするためには練習時から声かけを行い、捕れなくてもチャレンジしたことを評価してあげることが大事になると思います。
これは指導者だけでなく親でも言えることです。
練習のお手伝い時でも、子どもにチャレンジしたことをナイス!と言ってあげる。これを繰り返すことで、子どもは確実にレベルアップします。
バッティングは転がれば何かが起こる
低学年の試合では、ゴロが転がれば何かが起こる可能性が十分にあります。
捕球時のエラーもあれば、送球エラー、さらにファーストのエラーなど、転がせば出塁できる可能性は十分にあります。
見逃し三振はいけませんが、三振だって全然OK。悔しさが残れば子どものレベルアップにつながります。
しかし、試合に出ることができなければ打席に立つこともできません。
そのためにも、まずは捕る・投げるという守備の基礎ができていること。それが低学年時に試合に出るための大きなアドバンテージになります。
守備を練習する簡単メニューはこちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
早くから試合に出ると、子どももメキメキ実力をつけますし、親も野球が楽しくなります。
試合に出ている我が子を応援するのは親にとっては最高の時間です。
ぜひ、これを参考にして、スタメンポジションを狙いましょう!
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