打てない、というかバットに当たらない。
そうお悩みの親御さんも多いと思います。
空振りが多かったり、バットに当ててもボテボテばかり。
もっとミート力を上げて欲しい。そう思ってしまいますよね。
今回はバットにボールが当たらない原因とミート力を鍛える練習法をご紹介します。
バットにボールが当たらない原因とは
ミート力アップ以前にまずバットにボールが当たりますか?
低学年の子や経験不足の子に多いのはバットとボールが大きく離れた空振りをしてしまうこと。
その段階ではミート力というよりもまずはバットにボールを当てられるようになることから始める必要があります。
【バットに当たらない原因】大振りすぎる
子どものイメージする理想のバッティング。それは「ホームラン」です。
誰しもが大きな当たりを打ちたい、そう思ってバッターボックスに立ちます。
そうなるとスイング自体は大振りになる傾向が強くなります。
おそらく、この記事を読んでいる親御さんはあまりの三振の多さにもう少しバットに当てて欲しいと思っているから読んでいるのではないかと思います。
大きな当たりを打つのはまずバットに当てられるようになってからと考えるべきだと思います。
普段の素振りや試合での打席、練習時の打席を見て大振りになりすぎていないかチェックしましょう。
【バットに当たらない原因】目線がズレている
打ちにいく時に頭の高さに注目して見てください。
タイミングをとって踏み込んで打つまで頭の高さは一定になっているでしょうか。
頭が動く=目線がズレています。
目線がズレるとボールとの距離感が変わるため、バットを振っても空振りすることが多くなります。
感覚的にも動いているものをよく見たいなら頭を動かして目線をズラすと見にくいというのは理解いただけると思います。
頭の高さは変えない。これはバッティングの基本です。
フォームチェックは携帯で録画しよう
野球経験の無いお父さんだと頭の高さがズレていないか一瞬の動きで確認することは難しいことも多いかと思います。
そういった場合は素振りや試合の打席を携帯で録画して振り返ってみるといいでしょう。
何度でも見返せますし、スロー再生などもできるはずです。
子どもにもわかりやすく説明するのに役立ちます。
ミート力アップの練習法
止まっているボールを打つ「置きティー」
目線がズレてしまう子や大振りな子にオススメなのが「置きティー」です。
ティースタンドにボールを置いて、止まっているボールを打つ練習になります。
止まっているボールを打って意味があるの?と思われるかもしれませんが、フォームに問題がある子にはぴったりな練習法なんです。
ティースタンドと防球ネットがあれば、自宅でもできるトレーニングです。
頭が動いてしまう子や大振りの子の場合は携帯で録画しつつ、課題点を一緒に考えていくと効率的に改善できると思います。
バドミントンのシャトル打ち
この練習もミート力を養うことができる練習です。
バッターの正面からバトミントンのシャトルを投げ、打ち返すというシンプルな方法です。
この練習は実際の打席に近いイメージで練習できることがメリット。
より実践感覚に近いイメージでバッティング練習ができます。
注意したいのは、大振りだったり頭が動いてしまうフォームではあまり意味がないので、ある程度フォームが固まってから行うことです。
この練習もバドミントンのシャトルがあればできるので、自宅での自主トレーニングにも最適です。
ミート力アップは地道な練習が多いですが、コツコツと取り組みましょう。
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