ボールを怖がる子におすすめしたい「逃げる」から始める守備練習

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ボールを怖がる子におすすめしたい「逃げる」から始める守備練習 レベルアップ練習法

ボールを怖がって捕ることができない子っていますよね。
その時の指導はどうしていますか?

とにかくノックの数をこなすことでなんとか慣れさせようということが多いと思います。

それでもなかなか上達しないで悩んでいる指導者や親御さんに知っていただきたい、ボールを怖がらなくするための練習法です。

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ボールを怖がる子はまず「逃げる」から始める

キャッチボールやノックでボールの飛んでくるコースから体を逸らすと「逃げるな!」と言われてしまうことはよく目にすると思います。

体をコースに入れなければゴロの場合は後逸する、フライは取り損なう可能性が高くなるからです。

ですが、子ども(特に低学年の子や、野球を始めたばかりの子)は体をコースに入れるのに慣れない子もたくさんいます。
そういった子に「逃げるな!」と言うだけでは上達できません。

ボールのコースに体を入れられない子にはまず「逃げる」ことから始める方が良い場合もあります。

ボールを怖がる子への二段階の「逃げる」練習

ボールを怖がる子への練習法1 ボールから体ごと逃げる練習

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まず野球を初めてやる子や入学したばかりの1年生などの低学年の子には足を使ってトスしたボールから逃げる練習をします。

ボールはスポンジやゴムなど体に当たっても痛くないボールを使うとよりボールに対する恐怖心なく練習ができます。

この練習はボールとの距離感を掴む練習になります。
始めのうちは2mくらい離れたところからはじめて、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

ボールを怖がる子の練習法2 ボールから上体と顔だけ逃げる練習

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体ごと逃げる練習の次は上体だけで逃げる練習を行います。

顔付近に緩いトスを投げ、上体と顔だけを動かしてボールを避けます。

このとき、体に当たる直前で避けるようにするのがポイントです。
体に当たる直前で避けるようにするのは、ボールが体の近くを通っても最後までボールから目を離さないための練習だから。

最後までボールの行方を追えるようになれば、捕るまでは近くなってきます。

捕球への第一歩はグローブをはめずに手で「当てる」「落とす」「素手で捕る」

ボールを怖がる子への練習法3 ボールに手を当てる

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次はボールから逃げずに手に当てる練習をします。
手に当てることでボールとの距離感をはかりながら、手を出すタイミングを身につけていきます。

ボールを怖がる子への練習法4 ボールを足下へ落とす

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これまで同様に緩いトスを自分の足下に落とす練習をします。

当てると違うのは肘を柔らかく使ってボールの勢いを吸収すること。
グローブをはめて捕る時にも自然とボールの勢いを吸収して捕る動作につながります。

ボールを怖がる子への練習法5 ボールを両手で捕る

最後にグローブをはめずに素手で捕る練習です。

グローブをはめる手を中心にして両手で捕るようにします。
これで自然とグローブをはめたときにも両手で捕る動作が身につきます。

新しい少年野球の教科書には小学校低学年レベルからの練習アプローチが多数紹介されています

今回紹介した練習法は筑波大学准教授 川村卓先生の「新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術」という本に紹介されています。

自分も子どもが少年野球を始めて、練習の手伝いにグラウンドへ足を運ぶようになってからずっと感じていたキャッチボールも満足に出来ない「低学年・野球初心者」の練習が無いといことのモヤモヤを解消してくれました。

ボールが怖くて逃げてしまう子はこれまでもとても多く見てきました。

そういう子に対して「もっと練習しろ」「もっとノックを受けろ」という指導ははっきり言って効率も悪いし、子ども自身が何が悪いのかもわからず楽しくも無いと思います。

子ども自身が楽しい、できるようになったという喜びを感じながらできる練習こそ身になるものだと思います。

こうした細かい悩みにアプローチしている野球関連の本はあまり無いと思います。
ぜひ、こういったお悩みをお持ちの指導者・親御さんはこの本を読んでみて欲しいと思います!

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