北海道も秋が深まって、もうすぐ初雪という季節になってきました。
グラウンドでの練習もそろそろ終わりという時期ですね。
冬の間は体育館など室内での練習がメインになってくると思います。
冬の練習メニューは基礎体力強化が中心となります。
その中でも下半身強化は永遠の課題だと思います。
下半身強化というと長い距離を走らせたがる謎の風習が根強く残っているのではないかと思いますが、長距離走よりも効果的に下半身を鍛えられる方法はなわとびだと思っています。
なわとびは最強の下半身強化メニュー
小学生なら体育の授業でも行うなわとびは、ジャンプを繰り返す運動ですよね。
すごく簡単で誰でもできる運動なので、あまり意味ないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実は非常に効果的なメニューです。
なぜなら、自分の体重を持ち上げることを繰り返し行うからです。しかも下半身を使って。
いわゆる自重トレーニングというヤツで、自分の体の重さを筋肉や関節を使って受け止め、さらに持ち上げるという動作を繰り返すのがなわとびです。
子どもにはウエイトを使ったトレーニングは不向きなので、自重を使ったトレーニングがメインになりますが、その中でもジャンプを繰り返すなわとびは最大限の負荷をかけられるトレーニングです。
なわとびなら小学生でも簡単
なわとびの良いところは、小学生でも簡単にできるというところです。
上手に飛べる子とそうでない子という違いはあると思いますが、まったくなわとびが出来ないという子はあまりいないと思います。
さらになわとびは意外に子どもは楽しんでやってくれます。
長い距離を走るのがちょっと苦手、という子もなわとびなら楽しいということで抵抗なくやってくれたりします。
現役の野球指導者の方のブログでも冬のトレーニングになわとびをオススメしています。
子どもは遊び感覚でトレーニングできるので、走るメニューよりも取り組みやすいです!
なわとびは練習前のアップや冬季の下半身強化にもぴったり
なわとびは全身を使った運動になるので、ウォーミングアップにも最適です。
例えば、低学年は30秒飛び続け、高学年は1分飛び続けるなど、体力に応じた負荷の調整もしやすいのも利点です。
冬の北海道は走ることも屋外は難しくなりますが、なわとびなら室内でも効果的に下半身強化を行えます。
早く飛んだり、二重飛びをしたりとバリエーションを加えるとより負荷を上げることもできます。出来る子はどんどん難易度を上げていけばより効率的に下半身強化が望めます。
なわとび自体にもいろいろ種類があり、一般的なビニール製のなわとびなら誰でも飛びやすく、負荷を上げることを目的とするならロープタイプのなわとびにするとビニール製よりも回す力が必要になるので二重飛びや早飛びの難易度を上げることができます。
なわとびが上手に出来ない子や低学年の子はビニール製の細いなわとびだと逆に飛びにくく、ロープタイプのなわとびのほうが重さがちょうどよく飛びやすいこともあります。
何より、長距離のように時間をかけずに下半身を強化できるため、ケガもしにくく、集中力の続きにくい子どもでも楽しくできるのは非常に大きなメリットだと思います。
運動不足のお父さんにも縄跳びはケガのリスクなくできる運動で、さらにジョギングよりも消費カロリーが多く、ダイエットにも最適なので、親子の自主トレとしてもとってもおススメですよ!
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