子どもが試合でキャッチャーを任されそう!
チームのミットはヘタっているし、ミットを使う練習もしたいから買おうか悩んでいる。
キャッチャーは少年野球だと1,2を争うとても重要なポジションです。
札幌市内の強豪チームではチームの中で一番野球の上手な子をキャッチャーにするというチームもあります。
キャッチャーは肩の強さが注目されがちですが、個人的には肩の強さよりも確実に捕球する技術が一番重要だと思っています。
大事な捕球技術を高めるためにも、自分に合った使いやすいキャッチャーミット選びは大切です。
少年野球でキャッチャーミットを選ぶときのポイントを紹介します。
少年野球でキャッチャーミットを選ぶときのポイント
少年野球で使うキャッチャーミットを選ぶ時のポイントは2つ。重さとポケットの深さです。
キャッチャーミットはできるだけ軽いものを選ぶ
キャッチャーミットは通常のグローブに比べて厚みがあり、その分重量も重くなります。
ちょっとの間持つくらいではわずかな差のように思いますが、試合になり何十球とボールを受けるとなると当然疲れます。
小学生に多いのはだんだんとミットが下がってしまうこと。
ミット自体が下がってきてしまうことはもちろん、疲れてくるとミットの捕球面をピッチャーに向けられなくなることが多いです。
ミットの捕球面をピッチャーに向けるのは「ここに向かって投げてこい!」という目印の意味合いがあります。
ミットが下がって、捕球面が見えなくなるとピッチャーは投げにくくなります。
なるべくミットが下がってしまわないように疲れにくい軽いミットがおすすめです。
小学生はポケットが深めのものがオススメ
キャッチャーミットにはボールを受ける面(ポケット)が深くなっているものと浅めのものがあります。
ポケットが深いとボールを包み込むように捕球が出来ますが、深い分ボールの握り変えに時間がかかります。
逆にポケットが浅いものはボールを捕った後の握り変えが素早くできますが、高い捕球技術が必要です。
小学生はまだ捕球技術が高くない場合がほとんどなので、ボールを捕るということに重点を置くほうがいいと思っています。
キャッチャーは試合の中で一番ボールが来るポジションですから、捕球しやすい深いポケットのタイプがおすすめです。
人気のキャッチャーミットメーカー各社の特徴
ハタケヤマ
キャッチャーミットといえばハタケヤマというくらいおなじみのメーカー。
プロ選手でも愛用者が多いことで知られています。
ハタケヤマのミットは耐久性を重視しています。そのため、他のメーカーに比べ革が硬いと言われることが多いです。
硬い革は慣らすまでに時間がかかりますが、慣れた後も革がヘタリにくくいい状態で長く使えるようにするためにあえて硬めの革を使用するということにこだわっています。
小学生は力も弱く硬いミットは使いにくいかもしれません。
その分、長く使うことができるので、2〜3年はキャッチャーをやりそうということであればコスパはいいかもしれないですね。
ハタケヤマはゼビオやスポーツデポのようなスポーツ量販店ではあまり扱いが無く、専門店での取り扱いが多いです。そのため気軽に見に行ったり試したりできないのが少々難点です。
土日はほぼ野球で潰れるし行く暇を確保できないですよね。。
ミズノ
野球道具の王道メーカー「ミズノ」。
少年野球用のキャッチャーミットももちろんラインナップされています。
ミズノは王道メーカーということもあり、スタンダードなミットという印象。
使う人を選ばない、ハズレの無いメーカーです。
息子も一時期キャッチャーをやっていましたが、ミズノのキャッチャーミットを使用していました。
チームのキャッチャーミットもあったのですが、息子が型をつけたミットが使いやすいと評判で他の学年の子も「貸して、貸して」と人気でした。
少年用グローブを多数ラインナップしているミズノですから、ミットも信頼性が高いです。
ZETT
ZETTも野球道具の中では国内有数のメーカーです。
ZETTのグラブの魅力は柔らかく子どもでも扱いやすい革を使用していること。
少年野球では体も成長しますし、ポジションも複数守ったり学年によって守備位置が変わることも少なくありません。
一つのグローブを使う期間が限られていたり、小さくなってしまったりすることがあります。
硬かったグローブを柔らかくして馴染ませていくのは一つの醍醐味ですが、少年野球はすぐに使えるようになることの方が重要だったりすることも多いです。
その点でZETTのキャッチャーミットも柔らかめの革で力の弱い小学生でも手に馴染みやすいように設計されており、人気も高いです。
ZETTは他のメーカーに比べてラインナップが豊富。少年軟式最高峰のネオステイタスからキャッチャー入門に最適なグランドヒーローまで5種類のラインナップがあり、選べる幅が広いのも特徴です。
少年野球にオススメなキャッチャーミット ベスト3
第三位 ハタケヤマ TH-JC8RS
キャッチャーミットと言えばハタケヤマ。の少年野球用モデル。
ハタケヤマ独自のシェラームーブという構造を採用していて、力の弱い小学生でもボールを掴みやすい工夫がほどこされています。
ハタケヤマの特徴でもある耐久性も抜群。
一方で革は硬めなので、キャッチャーを始めたばかりやこれから始めるという場合は、ミズノやZETTのキャッチャーミットがオススメです。
少年野球はキャッチャー1本!と決めているという硬派なお子さんにオススメです。
第二位 ミズノ グローバルエリートRG 號 SAKEBI
ミズノから2022年に発売されたキャッチャーミットが「グローバルエリートRG 號 SAKEBI」です。
SAKEBIは従来よりも軽さを重視したモデルで小学生に重要な軽さを実現しています。
軽くてコンパクトな設計になっており、捕りやすさはもちろん、ミットが流されない、盗塁時に握り変えしやすくすぐに送球できる取り回しの良さが魅力です。
少年野球用モデルとしてラインナップされているSAKEBIはポケットの深さもミットのサイズも中間のオーソドックスなモデル。
使う子を選ばないキャッチャーミットになっています。
第一位 ZETT ネオステイタスVL
少年野球でもっともオススメしたいキャッチャーミットはZETT ネオステイタスVL。
柔らかいのに耐久性も高い革を使用しているネオステイタスは掴む力が弱い小学生でも、ボールを掴みやすく一番大切な捕球をサポートします。
装着感にもこだわり、快適なフィット感になるように手を入れるバンド部分を改良。
タッチプレーやバント処理のようにミットを動かす際でも手の中でミットがブレにくくなっています。
キャッチャー1本というお子さんにはぜひ使ってもらいたいモデルです!
番外編 キャッチャー入門にオススメなキャッチャーミット
低学年やこれからキャッチャーを始める子には柔らかい革を使用したキャッチャーミットが必須です。
掴む力が弱くてもミットを開閉しやすいように工夫されたミットを紹介します。
その1 ミズノ ボールパーク
2022年の新モデル、ミズノ ボールパーク。
柔らかい天然皮革を使用しており、キャッチャーの入門用ミットとして最適。
ミズノなのに1万円を切る価格で、お財布にもちょっとうれしい価格設定になっています。
その2 ZETT グランドヒーロー
ZETT独自の柔軟加工を施したソフトレザーを使用したキャッチャーミット。
キャッチャー入門はもちろん、本格的なキャッチャーにも対応したコスパのいいモデルです。
ゼットのソフトレザーは本当に柔らかいです。
買ったその日から子どもの力でも開閉できてすぐ使えると思います!
少年野球のキャッチャーミットについてのまとめ
- キャッチャーミットは軽さとポケットの深さで選ぶ
- 少年野球なら軽いミットの方が使いやすい
- ポケットは深めのものを選ぶ
- ハタケヤマのミットはキャッチャーに慣れてから。入門ならミズノかZETTがおすすめ!
キャッチャーはチームで一番野球を知っている子がやるポジションと言われることもあります。
ピッチャーの親も緊張しますが、キャッチャーの親も同じくらい緊張します。
キャッチャーミットが欲しくなるのは一番重要なポジションを任される子どもの覚悟の現れでもあると思います。
お子さんにピッタリのキャッチャーミットを探してみてください!
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